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テーマは、自然が好きだったので、「俊君と自然の仲間たちのホームページ」ということになっています。主に自閉症である俊君の療育の様子や、自閉症の情報、ハイキングなど自然の中で楽しく遊ぶことを書いてきました。 当時、アップルのカラフルなおにぎり型のパソコンiMacが出る前で、古いマックにPage Mill というホームページを作るおまけソフトがついていて、マニュアルを見ながら一生懸命作り、ドキドキしながらアップロードしていました。(当時、一般にはブログもなく、ホームページも少なかった) 掲示板などがあったりして、けっこうたくさんのお父さん・お母さん方からメールをいただいたり、書き込みをして頂きました。(涙のあふれるようなメールもありました)
俊君は二十歳を過ぎ、ホームページも立ち上げから20年を越えました。 オリジナルの『天真爛漫』には愛着があり、記念碑的なものとして残しますが、急ぐ方は関心のあるトピックへとジャンプして頂ければと思います。 自然共生農園に関心のある方は、「しあわせ農園」のページへお進みください。
昔、自閉症の子ども(知的障がい児)の療育と言えば、心理を中心とした寄り添う療育。関係性を重視し、本人主体で本人に合わせることで心の成長を促すようなやり方でしたが、なかなかそれだけではうまくいきません。(もちろん良好な関係性を築くことは大切なことですが) 次に、自閉症という脳の障害を認め、その障害特性を理解した上で、環境の側から合わせてゆくという手法が取り入れられるようになってきました。視覚支援やスケジュール(見通しが立てやすいように)、わかりやすく環境を物理的に構造化したり、過敏な感覚に配慮したり、働きやすくするための手順を表示したりする。また、自閉症(発達障害)の人の特徴を一般の人に理解して頂いて、社会に出やすくする。ノーマライゼイションが進められてきました。 ただ、心理的な取り組みや、環境の方から合わせてゆくだけでは、根本的な自閉症の解決にはなりません。(自閉症の人は、年々増えていっているのです) 私のような“こだわり”のきつい、頑固な人は、なぜ我が子が自閉症になったのか? 原因は何なのか、遺伝だけが原因で、ただ運が悪かったと言うのか。治療する方法は本当に何もないのか・・・ということが頭から離れません。 もう一つの主要テーマは、「サークルキュア」(自閉症の生態系治療)です。 「食」は大切なものです。食材は土からやって来ます。「農業」とつながっているのです。健康な土からは健康な栄養価の高い野菜や穀物がとれます。健康な土とは多様な微生物がいて、有機物とミネラルが豊富なフカフカとした生きた土です。菌根菌の助けによって根から栄養が吸収されてゆきます。 自閉症の原因が、農薬や化学物質による生態系へのダメージや、抗生物質などによる腸内細菌叢の死滅によるディスバイオシスにある。そういった説もあります。
最後の項目は、自然と仲良く過ごすこと。(遊ぶことです) 2003年、俊君が5〜6歳の頃、なかなか療育になじまず。集団に溶けこむこともなく、孤立してパニックになっては奇声をあげたり、泣いてばかりいた頃。 山の中に入れば、全てが自由です。休みたいときに休み、歩きたいときに歩く。声を出しても構わない。土をいじろうが、葉っぱをむしろうが、木の皮をめくって齧ろうが(本当にやっていました。口の中は真っ黒)歩いて、汗をかき、おいしい空気を吸って、晴れ晴れとした気持ちで帰ってきました。 不思議なことは、俊君はずっと集団に馴染めなかったし、過敏で、じっと座っていることなどできないので、就学は困難だろうと思っていました。
その後、二十歳が近づいたころ、自然農法で畑をやり始め、栄養療法や腸内環境を整えるようになってから、偏食もなくなりましたし、野菜をモリモリ食べるようになり、発酵食品や食物繊維もたくさん摂っています。ニコニコと穏やかに暮らしていますし、経過はいい方です。 土と微生物と腸内細菌は大切です。そして自然の中で伸び伸びと遊ぶこと。自然のものを食べて、自然とともに生きる。 PS:このページを読んで、自然っていいなぁ、私も畑やってみたいな、うちの施設でも取り入れたいなと思われる方、ぜひメールをください! 2022.8.5 |
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